無茶ぶり


無茶ぶり・・本来お笑いの世界の用語です。対応困難な「フリ」を敢えて与えて、狼狽ぶりを笑う、的な意味です。これ私としては、もっと広い意味で使ってます。日常生活やビジネスでも無茶ぶりは結構多いです。お笑いと違うところは、与える側は「敢えて」ではなく「無意識」にやってるってことです。つまり、相手が「対応困難」だってことに気付いてない。

理系出身だとかパソコンに詳しいとかITの専門学校を出た、という理由だけでホームページの作成・運営やweb戦略を任せられちゃう人がいます。本来それらの能力や適性ってITの技術とは別のものです。それを理解しないで「センスねえな」とか「遅い」とか「アクセス全然無いじゃん」なんて言っても頼む方が悪い。

無茶ぶりってのは、自分が与える側だとなかなか気付きませんが、与えられる立場になるとよくわかります。多いのが「ちょっと、やっといて」って奴。

頼む方は「ちょっと」かもしれないけど、けっこう大変なこと多いんですから(笑)